4月1日のNYダウ平均株価は152.68ドル、約2%の大幅上昇となりました。開始直後に一時大きく下げたものの、その後は力強い上昇でした。3月のISM製造業景況指数が36.3と2月の35.8に対してわずかながらも上昇したことが好感されたようです。
確かに、紙パ、化学、鉄鋼や金鉱株が堅調な一方で、バイオやヘルスケアが低迷しており、相場は景況感の改善を織り込んだ展開でした。
ただし、気になるのは、午後2時半ごろにほぼ150ドル近く上昇したあとは、一進一退の動きになったことです。自動車問題が影を落としています。GM株は、この上昇相場にもかかわらず、わずかに下落しました。