今日の日経平均株価は停滞気味に推移すると考えています。
米国ダウ平均株価は51.29ドル、0.64%下落しました。開け前のGLOBEXは130ドル以上の下げでしたから、思ったほどは下げなかったという印象です。特に2時過ぎからは低水準ながら落ち着きを取り戻したように見えます。
ただし、電力など公益産業で構成するダウ・ユティリティーズが1%弱上昇しているのが気になります。典型的なディフェンシブの指標で、これが強いときは相場のセンチメントが弱いときが多いからです。引け後のGLOBEXでダウは33ドルほど下げていることもあり、今日の日経平均株価への重石になりそうです。
これから、3月の大型小売店販売額と小売業販売額が発表されます。決算は、昨日ぎんさんが指摘しているように、2010年3月期の業績見通しが注目です。信越化学工業、新日本製鐵、東京ガス、NTTドコモなどが出てきます。
米国では、2月のケーシ・シラー住宅価格指数、4月の消費者信頼感指数など重要な経済指標の発表が続きます。決算はサンマイクロに注目しています。
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