調整気味の展開を想定していた日経平均株価は47.13円、0.5%上昇して終えました。後場1時半過ぎから基調が強まりました。「証券商品先物」、「保険」、「銀行」、「その他金融」などが上昇率の上位を占めています。金融セクター主導の上昇ということで、前日の米国市場の動向が色濃く反映していると見ます。
堅調とはいえ、高値と安値の値幅は僅か114円程度。金融セクター主導と書きましたが、力強さは感じられません。インドとシンガポールを除くアジア市場の堅調さと、GLOBEXでの米国市場の強さに引っ張られたようにも見えます。
現在(午後8時半)GLOBEXでは、ダウが105ドル、ナスダックが12.5ポイント上げています。時間を追って上げ幅が拡大しています。これから雇用関連を中心に重要な経済指標が出くるので、予断は許しませんが、AIGが6四半期連続の損失計上ながら、直近の四半期で損失額を一挙に44%縮小したとのニュースも伝えられており、堅調な推移が期待できそうです。
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