2009年1-3月の四半期実質GDPは、対前期比年率換算で15.2%減となりました。事前の予想値のコンセンサスは16.2%減ですから、期待以上の数字であったことは間違いないのですが、楽観視するわけにはいきにくいと思います。
民間の住宅建設と設備投資が、それぞれ年率20.0%、35.5%と大きく落ち込んでいます。住宅は前四半期には増加していました。
家計最終消費支出は年率4.3%の減少です。基調が弱いことに加えて、豚インフルエンザによる消費行動の鈍化が今後予想されるため、改善の方向性が見えません。
要するに、GDPは予想よりも良かったが、それがどうした? という印象です。
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