第243回 木を見て森を見ないGM、クライスラーの処理方法
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/horiko/horiko_20090522.html
GMの処理を甘く見ていると痛い目にあうよ!
・・・以下 堀古氏のコメント末尾から引用・・・
お金を貸しても政府の介入が入れば返って来ないかもしれない、と思えば誰もお金を貸さなくなるでしょう。そして「Non TARP有担保債権者」のように、黙って資本市場から去っていく事になるでしょう。オバマ政権としては、69億ドルあったクライスラーの有担保債権を大幅にカットして成果を上げたと思っているかもしれません。しかし、世界一の金融市場であるアメリカでこのような事が起こった事が世界の投資家の脳裏に焼き付けば、アメリカは政府も企業も有利に資金を集める事ができなくなります。結局69億ドルの何百倍もの損害となって返ってくる事になるでしょう。木を見て森を見ない処理方法が採られてしまったという事です。
オバマ政権は6月1日の期限に向けて、GMに対しても同様の条件を債権者に迫っています。クライスラーの債権者が46組であったのに対して、GMの債権者は数千組に上っています。GMの債権者が同様の扱いを受けるとなれば、問題は深刻化しそうです。