本当に必要な個人投資家向けIRとは

スケアクロウさん
スケアクロウさん
このブログをご覧いただいている皆さんは、投資家の方も多いと思いますが、個人投資家ってどの位いるかご存知でしょうか?

東証が発表している株式分布調査では、なんと4000万人近くもいます(平成19年度)。それをよそに、上場企業の個人投資家向けIRは本当にお粗末なものだと思います。

機関投資家向けの決算説明会資料をHPにアップしている企業はまだ良いのですが、決算短信だけしかアップしていない企業も本当に多いです。個人投資家向けIRを成功させた企業もありますが、そういった企業の共通点は、機関投資家と個人投資家の違いを理解している企業だと思います。例えばカゴメでは、機関投資家にとって換金するのに手間がかかる株主優待を強化したことにより、個人投資家の指示を得ました。

マーケティングでは、ターゲットを見極め、ターゲットを理解し、ターゲットを満足するための施策を打ちます。カゴメのように企業のIR活動にもマーケティングの発送が必要と考えています。HP上に「個人投資家向けIR」のページを用意している企業はまだ少ないです。ただ、一人ひとりが知識をつければ企業も個人投資家をないがしろにはできなくなってくるでしょう。我々スケアクロウもそのお手伝いを微力ながらできればと考えています。↓いつも応援ありがとうございます。1日1回のクリックをお願いします。↓
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