エネルギー株や金融株の上昇に支えられたダウ平均株価の堅調な動きが今日の日経平均株価に影響を与えると見ています。
ダウ平均株価は午前10時過ぎには一時前日を40ドル程度下回りました。5月の小売売上高が既存店ベースで4.8%と大きく減少して、消費の弱さが意識されました。GAPの株価が7%以上下落しています。
しかし、5月31日までの週の新規失業保険申請件数が62.1万件と事前の予想通りで、前週の62.5万件から見れば減少したことが株式市場のセントメントを改善させたと見られます。
さらに、前日に大きく下落したCRB商品指数が大幅に戻しました。
このため金融株とエネルギー株が主導してダウ平均株価は74.96ドル、0.86ドルの上昇となりました。引け後の時間外でもわずかですが上昇しており、堅調さを維持しています。
この流れから、今日の日経平均株価が堅調であろうと見ているわけですが、CMEの日経先物9775円がとりあえずのメドとなりそうです。これより低い寄り付きであれば、強気で臨むつもりです。
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