今日の日経平均株価は、小高く寄り付いたあとは方向感のない展開を想定しています。前日の反動から多少の堅調感が出る可能性があるのですが、大きく期待はしていません。
ダウ平均株価は1.43%、0.02%とわずかに反落しました。ザラバは78ドル余りの狭いレンジの中での動きに終始しました。この方向感に欠ける動きが日経平均株にも影響を与えると見ています。
ただし、ハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が4.45%と大きく上昇したことから、ナスダックが17.73ポイント、0.96%上昇しました。
特に、インテルが3.14%と大きく上げたのが印象的でした。
この展開は日経平均株価に多少の堅調感を与える可能性があります。ただし、対ドル円レートが円高方向に動いているので予断は許しません。
今日は、何といっても、もうすぐ出てくる4月の機械受注統計に注目です。前年同月比でみるとー30%がコンセンサスなのですが、これより下落幅が大きく縮小すれば株式市場にかなりのインパクトがあります。
さらに、5月の企業物価指数にも注目です。前年同月比の事前予想はー5.1%の下落となっていますが、どうでしょうか?
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