今日の日経平均は安く始まりそうです。先週金曜日の米国市場が球場だったことや、市場に重大な影響を及ぼす要因が見当たらないことから、ザラバのイメージが描きにくいのですが、寄り付きがかなり大きく下げるようであれば、買いの機会もうかがうつもりです。
シカゴの日経平均先物は円建てで9685円。ただし、ここまで下がることはないだろうと見ています。CMEのドル建て清算価格である9745円から、先週金曜日の夕場の終値9780円までの35円程度のレンジをザラバでのメドにするつもりです。
今日は5月の景気動向指数と、日銀の地域経済報告が発表される予定ですが、株式市場への大きな影響は期待していません。対ドル円レートも落ち着いた動きです。
大引けが近づくと、米国のGLOBEXの動きが気になってくると思いますので期をつけたいと考えています。6月のISM非製造業景況指数が予定されていて、事前のコンセンサスは46.0と前月の44.0から改善を見込んでいるのですが予断は許しません。
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