ようやく高い寄り付きが期待できそうです。対ドル円レートが落ち着いたままという前提で、堅調なザラバを想定しています。強気で臨むつもりです。
ダウ平均株価は4.76ドル、0.06%とわずかに上昇しました。前日のアルコアの決算がコンセンサスほど悪くなかったことや、7月4日までの週の新規失業保険申請件数が事前予想を下回ったことなどが市場を支えたと見ています。
ハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数は2.8%と大きく反発したことから、ナスダックも5.38ポイント、0.31%上げています。
このような米国株式市場の展開を受けて、日経平均株価は高く寄り付きそうです。シカゴの日経先物の清算値である9,395円をメドにするつもりです。
対ドル円レートは今のところ落ち着いた動きです。ただ、突発的な動きに対する不安がマーケットにありますから、寄り付きがもう少し低くなる可能性がありますが、その場合でもシカゴでの円ベースで日経先物価格である9,340円は下回らないと考えます。
今日は6月の企業物価指数や5月の特定サービス産業動態統計速報などいくつかの統計指標や、消費関連を中心に決算発表もあるのですが、株式市場への影響は限定的と見ています。
ザラバも堅調な展開を想定しています。7日続落の後ですから、意外な反発も一応視野の中には入れています。対ドル円レートが円安方向に振れれば、その可能性は高まるのですが・・・
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