今日の株式市場を振り返る 7月17日

スケアクロウさん
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 予想を上回る決算発表が続く米国市場の上昇を映して、69円高で寄り付いた日経平均株価ですが、ザラバでは狭い範囲での上下を繰り返しただけで、結局51.16円、0.55%の上昇で引けました。陰線です。

 4日続伸とはいえ、停滞感が強い展開でした。政局をめぐる不透明感や、本格的な4-6月決算の発表時期を控えている上に、海の日を含めた3連休の前日ということで、動意に乏しい一日だったと思います。

 5月の景気動向指数の改定値もコンセンサスに沿ったもので、株式市場への影響は見られませんでした。

 アジア市場は、インドネシアを除いて上昇しており、インドと香港の上昇が目立ちました。

 現在(午後10時50分)、ダウ平均株価は約22ドル、0.3%弱下げています。ナスダックも8ポイント、0.4%強の下落です。

 ただし、バンク・オブ・アメリカ、シティー・グループ、GEといった注目企業の4-6月決算は、いずれもコンセンサスを上回りました。とくに、赤字が予想されていたシティー・グループは黒字を計上しています。

 6月の住宅着工件数は58万2千戸と予想された53万戸を大きく上回りました。建設許可件数も56万3千戸とコンセンサスの52万3千戸を上回っています。

 したがって、今日の米国市場はザラバでは堅調な展開に戻ると期待しています。

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