今日の日経平均株価は小動きに終始しました。前日比1円安で寄り付いた後、高値が23円高、安値が34円安と僅か57円の値幅の中を上下して、結局4.36円、0.04%の下落で終えています。
先週末に1.9%と大きく上昇した反動が市場の頭を抑える一方で、予想よりも良い決算が下支えになりました。
大幅な増益決算を先週末引け後に発表した三菱UFJフィナンシャルグループをはじめとして、銀行株が大きく上昇しました。また、今日のザラバ中に赤字幅縮小を発表した帝人げが後場に急上昇したのが目を引きました。
対ドル円レートは僅かに円高気味でしたが、落ち着いた動きでした。引け後は円安に振れています。
アジアは日本、台湾、マレーシアを除き上昇しています。上海が1.5%、インドが1.6%と好調でした。
GLOBEXでは、ダウが67ドル、ナスダックが14.25ポイントと大幅に上昇しています。7月のISM製造業景況指数の発表が予定されていますが、コンセンサスは46.5。前月の44.8から上昇が期待されています。注目したいところです。その他、6月の建設支出、7月の新車販売などが予定されています。
このまま、米国株式市場が堅調であれば、対ドル円レートが円安に振れていること、引け後に発表されたパナソニックの7-9月期黒字転換予想など、明日の日経平均株価によって良い材料が揃いそうです。
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