雇用統計に押し上げられた先週金曜日の米国株式市場を映して、今日の日経平均株価は高く始まりそうです。
CMEの日経平均先物価格(円ベース)である10,590円をメドとしていますが、現在までのところ対ドル円レートが円安に振れたまま安定していることから、寄り付きがさらに高くなる可能性もあります。
おそらく、前場の市場は楽観ムードで満たされるでしょうが、その楽観ムードをたっぷり織り込んで上昇した後の相場展開は、多少警戒的に見ています。
詳細については、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間たち」 http://fxshonan1.cocolog-nifty.com/kawasedangi/ での私の投稿記事「小休止 : かかし」をご参照いただければ幸いです。本日7時に配信の予定です。
今日は、7月のマネーストックと景気ウオッチャー調査、6月の機械受注と国際収支など重要な経済指標が発表されます。中国の7月消費佐物価指数の動向も気になるところです。
また、三菱ケミカルは三菱レイヨンを買収するニュースが、化学・繊維産業の再編期待を高めることから、この2社だけでなく、三井系の東レと三井化学の株価への影響も大きいと予想されます。
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