今日の株式市場には良いニュースが満載でした。先週金曜日の米国株式市場大幅上昇、予想を上回る6月の機械受注、大型の買収報道などなど。午前10時頃には、日経平均株価の上げ幅は173円に達しました。
ところが、後場に入ると一転して上げ幅が縮小に転じ、結局112.17円、1.08%の上昇での大引けを迎えました。
日経平均株価を牽引したのは、先週金曜日に業績予想を大幅に上方修正したブリヂストン。株価は5.6%上昇しました。
加えて、三菱ケミカルによる買収が報道された三菱レイヨン。株価の上昇率は19.8%に達しています。
一方で、7月の既存店売上高が前年同月を下回ったファーストリテイリングをはじめ、小売関連株で、後場に値を崩した銘柄が目立ちました。
今日の日経平均株価は、良いニュースが満載であった割には、上昇幅が小さかったというのが、正直な印象です。特に、後場になって上げ幅を縮小したのが気になります。
アジア市場は中国とインドが僅かに下げたのを除いて堅調でした。とくに香港とインドネシアの好調な上げが目立っています。
GLOBEXでは、ダウ、ナスダックとも僅かに下げていますが、先週金曜日の大幅な上昇の後ですから、まず無難な推移と言えそうです。
今日は経済指標や決算で重要なものは予定されていません。市場では、金曜日の引け後に好調な増益を発表した、ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイの株価の動きに注目が集まっているようです。
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