今日の日経平均株価は、前日を僅かに下回って寄り付いた後、軟調気味で推移しそうです。
ダウ平均株価は32.12ドル、0.34%の下落で終えています。
何か特別な出来事があって下げたと言うより、むしろ何もなかったことが下げの理由であるように見えます。ヘルスケアなどディフェンシブなセクターが堅調でしたから、株式市場は、これまでの急速な上昇の後で一休みしているということなのでしょう。
先週金曜日の引け後に、2年ぶりとなるの増益決算を発表したバークシャー・ハザウェイの株価も、結局4.2%下落してしまいました。
シカゴの日経平均先物(円ベース)は10,520円。今日の日経平均株価の寄り付きは、これを多少下回りそうです。
対ドル円レートが大幅に円安に振れた後、円高方向に戻りつつあるのが、ザラバの頭を抑えると見ています。
また、米国のハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が1.2%と比較的に大きく下げていますし、原油や金価格なども下落していることに注意する必要がありそうです。
そのため、ザラバも軟調気味に推移すると想定しています。
今日は、白川日銀総裁の会見、7月の消費者動向調査、8月の月例経済報告などがありますが、先週金曜日の米国の雇用統計や、昨日の国内の機械受注統計などのような大きなポジティブサプライズは期待していません。
決算はピークを過ぎたとはいえ、住友ゴム工業、凸版印刷、横河電気、近畿日本ツーリストなど200社以上の発表が予定されています。
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