今日の株式市場を振り返る 8月14日

スケアクロウさん
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 34円高で寄り付いた日経平均株価は、すぐに上昇をはじめ、10時前には113円まで上げ幅を拡大しました。前場はそのまま堅調に推移したのですが、後場は多少調整色が出て、80.14円、0.76%高で引けました。

 寄り付き前に発表された6月の第3次産業活動指数が前月比0.3%の減少とする事前予想に反して、意外にも同0.1%の増加になったことが、株価上昇の引き金になったと見ています。

 後場になって調整色が強まった背景には、中国(上海)株が下落を始めたことがあるようです。3.1%と大幅に下げました。

 アジア市場では中国の下落が突出しています。インド(-0.7%)やインドネシア(-0.4%)も若干下げたものの、その他の市場は上げており、全体的には堅調という印象です。韓国が1.7%と、比較的に大きく上昇しました。

 GLOBEXではダウ(-9ドル)、ナスダック(-2ポイント)と僅かに下落しています。

 今日は、7月の消費者物価指数、鉱工業生産指数、設備稼働率。そして8月のミシガン大学消費者信頼感指数など注目の経済指標の発表が続きます。決算ではJCペニーが開け前に出てきます。

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