【T&Dホールディングス】株式市場、金利環境の…

TIW藤根 靖晃さん
TIW藤根 靖晃さん
株式市場、金利環境の好転によりEVは復調。大同生命の営業も最悪期を脱す

09/3 期末以降の株式市場の上昇、長期金利の上昇により、足元のEV(エンベディッド・バリュー)は1兆1,500億円程度(09/3期末8,655億円)、1 株当り4,200円程度(同3,161円)に回復しているとTIWでは試算している。株価/EV倍率は0.67倍となる。景気悪化を受け大同生命において主力の中小企業向けの定期保険の販売が苦戦しているが、5月以降、前年同月比のマイナス幅が縮小傾向にあり、最悪期を脱しつつある。株価には割安感があるといえよう。

10/3期1Q(4-6月)の経常利益は248億円。前年同期比20%減ながら、通期会社予想に対する進捗率は32%と順調。これは、有価証券売却損益が前年同期比では減少しているが、通期ではゼロでみていることによる。営業面では、大同生命が苦戦している一方、太陽生命が昨年10月に投入した新商品効果が持続し好調。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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