今日の日経平均株価は、ほぼ前日終値の付近で寄り付き、ザラバは堅調気味な小動きを想定しています。
寄り付きが、CMEの日経平均先物価格(円ベース)9,950円を若干上回ると見るのは、ダウ平均株価が小幅ながらも上昇して終わったことが反映されるだろうと考えるからです。
ザラバでは大きな動きはないものの、前日に大きく下げた反動から、堅調気味の推移を見込んでいます。
ダウ平均株価は51.08ドル、0.5%高で引けています。スペインの格付け下方修正のニュースなどで、ザラバの展開は停滞気味だったのですが、2時半ごろから大引けにかけて上げました。
アナリストが投資判断を上方修正したスリーエムが、午後に一段と値を上げて、3.4%高となったのが大きく影響したようです。
日経平均株価にとって、気になるのは、ダウ平均株価の午後の回復の背景にドル安があることです。対ドル円レートは比較的に安定した推移で、円安方向へ振れる兆しもみせているので、大きな心配はしていませんが、目は離せないようです。
今日は、10月の機械受注、11月の企業物価指数などの重要な経済指標に加えて、11月の中古車登録台数やビール系飲料出荷量など興味深い産業統計の発表が予定されています。
皆様のクリックがスケアクロウ投資経済研究所一同にとって何よりの励みになっています。「ブログランキング」のマークをクリックしていただけるとランキングのポイントになります。ご協力をよろしくお願いいたします。
本文中に使用しているデータやグラフ類は主にここに掲げる各社の公表しているものに大変お世話になっております:経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN Money、MSN Money、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、外為どっとコム