今日の米国株式市場は? 12月23日

スケアクロウさん
スケアクロウさん
 クリスマス前の明るいムードが続いているようです。GLOBEXでは、ダウ(+27ドル)、ナスダック(+6.5ポイント)とも、上げ幅をわずかに縮めているのですが、堅調な動きで推移しています。

 アジア市場、欧州市場とも上昇基調で、下げているのはオーストリアくらいです。

 その流れで、米国市場もなのだろうと見ています。

 今日は、11月の個人消費支出統計と新築住宅販売統計、12月のミシガン大学消費者信頼感指数確報値、そして週間ベースの原油統計などの発表が予定されています。

 前日に見られたように、弱い数字には反応せず、良い数字に反応する、明るいムードにままでクリスマスを迎える可能性が高いように見えます。

 ただし、長期金利が急上昇していることには注意する必要があると思っています。



 また、長期金利の急上昇に関連するのですが、対ユーロでドル高が進展していることも気懸りです。



 クリスマス前の明るいムードに水を差すわけではないのですが、どうも、長期金利の急上昇と、ドル高の進展が、米国の株式市場にとってそれほど素晴らしい組み合わせであるとは思えません。クリスマス後の展開が気懸りです。

 ただし、米国の長期金利上昇は、対ドル円安が一段と進む可能性を示唆しますので、日経平均株価にとっては悪いことではなさそうです。

  現在CMEの日経平均先物価格(円ベース)は10,470円。このまま米国市場が堅調に推移すれば、明日の寄り付きは高そうです。

皆様のクリックがスケアクロウ投資経済研究所一同にとって何よりの励みになっています。「ブログランキング」のマークをクリックしていただけるとランキングのポイントになります。ご協力をよろしくお願いいたします。

                     

本文中に使用しているデータやグラフ類は主にここに掲げる各社の公表しているものに大変お世話になっております:経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN Money、MSN Money、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、外為どっとコム  

スケアクロウさんのブログ一覧