今日の株式市場を振り返る 12月25日

スケアクロウさん
スケアクロウさん
 動きのない1日でした。

 米国株式市場の上昇にもかかわらず、10円高で寄り付いた日経平均株価は、70円ほどの狭い値幅の中での上下を繰り返し、42.21円、0.4%安で終えています。大証の夕場での日経ミニ3月限の変動幅はわずか20円でした。



 気になるのは下値の堅さです。年末ラリーに対する期待があるのではと勝手に推測しています。早々と「サンタ・ラリー」に乗って上昇してしまっているため、年末ラリーで上げ、新年ラリーでさらに上げというようにうまく行くものかどうか、多少懐疑的に見ています。

 今日のマーケットでの上昇率のトップは、円高メリットセクターの代表選手である紙・パルプでした。対ドル円高への振れが意識されたようです。



 対照的に、円安メリットセクターであるハイテク株の低迷が目立ちました。キャノン、東京エレクトロンなどが大きく下げています。

 今日はクリスマスで米国市場は休場です。

 来週の水曜日が大納会となります。ただし、月曜日には11月の鉱工業生産速報が発表されます。米国の火曜日には、10月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数、12月の消費者信頼感指数が待ち構えています。年末とはいえ、油断はできないようです。

 今日は、外出のためご報告が遅れました。とりあえず簡単なもので失礼します。

 

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