週間ベースの米国新規失業保険申請件数は43万2千件と、事前予想の46万件を大きく下回りました。雇用環境の改善を示唆する良い数字だと思われます。
ところが、数字の発表と同時に、為替がかなり強くドル高円安方向に振れました。対ユーロでもドル高に振れています。
急速なドル高のためか、それまでプラスで推移していたGLOBEXのダウやナスダックが弱含みました。すでにマーケットは始まっていますが、ダウ(-6ドル)、ナスダック(-0.3ポイント)ともに軟調な推移です。
日本株に対する影響が気懸りですが、米国市場の軟調な展開が頭を抑える要因となる一方で、対ドル円安の動きがマーケットを押し上げることが期待されます。
全体としてみれば、為替によるプラス効果の方が大きいと思われます。
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