米国株式市場の上昇に支えられて、今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な展開になりそうです。
寄り付きは、CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,820円をメドとしています。
ザラバでは、対ドル円レートが多少円高方向に振れていることがマーケットの重石になる可能性は念頭に念頭に置いておこうと思っています。
ダウ平均株価は155.91ドル、1.5%の大幅な上昇となりました。スタート直後から急上昇して、10時には上げ幅が120ドルを越えました。その後も堅調なまま大引けとなったのですが、その間の上げ幅は35ドルにとどまっています。
何と言ってもインパクトが大きかったのは、12月のISM製造業景況指数でした。55.9と前月の53.6から大きく上昇し、コンセンサスであった54.3も大幅に上回りました。
加えて、原油価格が2.7%と急騰したことを受けて、シェブロンは2.7%上げるなど、資源エネルギー株が好調でした。
さらに、代表的なハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が1.7%上昇したことを背景に、ヒューレット・パッカードが1.8%上昇しています。
シカゴ・オプション取引所のVIX指数が7.6%と大きく下落しており、投資家のセンチメントが改善して、リスク許容度が高まったことを示唆しています。
米国のこのような展開が今日の日経平均株価を支えそうです。
今日の国内では、12月のマネタリーベースの他に、12月の国内自動車販売台数の発表が予定されています。
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