前日の反動高となりそうです。高めの寄り付きと、堅調なザラバの展開を期待しています。
寄り付きは、直前に発表される11月の機械受注の影響もあるでしょうが、CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,795円をメドとしています。
ダウ平均株価は53.51ドル、0.5%高となりました。開始前の時間外では動きがなく、開始後もしばらくの間停滞していたのですが、11時過ぎから切り返し、2時以降に一段と堅調さを増しました。
スタート直後の停滞は、原油価格の下落から石油株が低迷した影響が大きかったようです。0.4%下落したエクソン・モービルのザラバの動きがそれを物語っています。
その後の切り返しは金融株が牽引しました。JPモルガン・チェースが1.8%弱上昇しています。
2時過ぎからの一段高は地区連銀経済報告(ベージュブック)の影響と見ています。10地区で経済活動の上昇と改善が観測されるとの報告が評価されたようです。
このような米国株式市場の動向を反映して、今日の日経平均株価のザラバも堅調に推移しそうです。対ドル円レートは小幅での上下の繰り返しにとどまっています。
今日は、11月の機械受注の他、12月の企業物価指数の発表が予定されています。ドトール日レスホールディングス、ダイセキ、松竹、東宝、レナウンなど50社を越える決算発表が続きます。
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