今日の日経平均株価は前日終値付近で寄り付いた後、ザラバでは軟調気味ながらも小動きを想定しています。
寄り付きは10,850円近辺をメドとしています。
米国株式市場は休場でした。欧州市場は、英国(+0.72%)、ドイツ(+0.72%)など全般に堅調な上昇を見せています。
対ドル円レートが多少円高方向へ振れたことが、ザラバの重石になると見ています。
ただし、昨日の後場の動きを見ると、ソニーの株価推移が示唆するように、外人投資家の買いが衰えを見せていないことから、意外な堅調さを見せる可能性も念頭に置いています。
昨日指摘した高島屋の堅調な値動きも、外資系証券会社の投資判断上方修正も影響したようですから、買いの主体は海外の投資家が主体であったと推測されます。
したがって、今日のザラバの展開も、円高の重石と、海外投資家の買い意欲がバランスして、軟調気味ながら小動きという見方です。
政治の問題は、話題としては面白いのですが、株式市場への影響は、現在の問題と、これまでの政治に対する評価との落差がポイントになります。これまでの政治に対する評価がきわめて高いものであれば、落差が大きいわけですから株式市場にはダメージが大きいのですが、正直なところ落差はあまりないように思われます。
今日は、12月の消費者態度指数の発表の他、津田駒など6社程度の決算が発表される予定です。
後場になると、シティー、IBMの決算を控えた米国市場のGLOBEXでの動きが気になってきます。先週金曜日の下落の反発が見られるようだと、日本のマーケットにも好影響があるかもしれません。
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