素晴らしい企業をまずまずの価格で買うほうが、
まずまずの企業を素晴らしく安い価格で買うよりも
はるかによい話です。
この言葉はバフェット投資の王道という本の文中に
出てくる言葉です。
1989年にバフェット氏が株主向けに充てた手紙の
言葉ですが、私の中では深い意味のある言葉です。
まずまずの企業というのは、一流企業で経営状態も
良い会社だと私は解釈しています。
そして、素晴らしい企業というのは、世界中で
勝負できる魅力的な商品やサービスを展開している
企業だと考えています。
加えて、成長性が持続し、ライバル企業が現れても
オリジナル商品やブランド力で対抗できる企業のことだと
判断しています。
バフェット氏の保有銘柄、保有時期を見ていくと、
そういった素晴らしい企業が何かの理由でまずまずの
株価、もしくは魅力的なまでに割安になった時に
大量に買っているケースが大きく成功していると感じます。
ですから、私のような個人投資家が投資対象となる銘柄を
選ぶ時には、まず最初に素晴らしい企業を見つけておくことが大切です。
見つけた後は、すぐに買うのではなく、長期の業績と
株価の流れをよく確認して、まずまずの価格とは
いくらなのか?
ということを自分で見つけることが必要です。
私も素晴らしい日本株企業をいくつか見つけていますが
PERは10倍台後半から20倍台で平均と比べても高めです。
これらの企業が何らかの理由で大きく下がった時が
買いのチャンスとなるのでしょうね。
http://saig.livedoor.biz/archives/1846551.html