今日は外出のため、マーケットをフォローできていませんので、簡単なご報告で失礼します。
ポイント
好調な小売統計を背景に上昇したダウ平均株価を映して、高めに寄り付いた日経平均株価でしたが、狭い値幅の小動きで終えています。現在はダウ先物価格が軟調で、ドル円が円高に振れているため、明日の日経平均株価には多少逆風となりそうです。
今日の日経平均株価を振り返る
21円高で寄り付いた日経平均株価は、後場寄りに多少大きな下げを見せたのですが、それでもザラバは58円足らずの狭い値幅での上下にとどまり、6.99円、0.07%の小幅安で大引けとなりました。
後場の下げはドル円の円高への振れが牽引したと見ています
」
アドバンテストの株価に為替の影響が映し出されています。
全体的には上値が重い印象で、今日上場した大塚ホールディングスも午後に入って勢いがなくなりました。
海外市場の動向
アジア市場は下げが優勢でした。韓国、台湾を除いて下げています。香港は1.95%と大きく下げているのが目を引きます。ムーディーズがスペインの格下げを検討しているとのニュースに反応したことが指摘されています。
欧州市場は下げています。スペイン(-1.72%)、イタリア(-1.57%)の下落が大幅です。
アジアや欧州の軟調な動きを受けて、ダウ先物価格は22ドル安で推移しています。多少下げ幅を縮めてはいますが軟調です。
先ほど発表のあった11月の消費者物価指数はコンセンサスに近いものでしたが、12月のニューヨーク連銀製造業景気指数は10.57と事前予想の5.00を大幅に上回っています。ただし、ドル円が一時ドル高に振れたものの、すぐに反落の動きを見せており、影響は限定的なようです。
日経平均株価への示唆
現在、日経先物価格は夕場で堅調な推移です。軟調なダウ先物価格の動きや対ドル円高への動きにまったく無頓着な様子です。それだけ、底堅いと言えるのかもしれませんが、経験的にはこのような強い動きをした後には、あまり良い記憶がありません。
明日の日経平均株価には多少警戒姿勢で臨みたいと考えています。
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