種銭を貯めるコツ

坂本彰さん
坂本彰さん
私の保有銘柄中、一番配当利回りが高い銘柄は
5.08%あります。

株価は今現在1700円台ですが、配当予想は90円です。

購入した時は6%くらい利回りがあり、超高配当
株だったのですが、それ以外の保有株もかなり高めです。

1銘柄だけ1.6%ですが、それ以外はすべて2%を
超えています。

ちなみに定期預金に使っているソニー銀行の金利は
1年定期で0.350%(税引後0.28%)になります。

普通預金なら0.020%ですから、いかに株式の
配当金が高いのかがわかります。

高配当株の利回りで計算すると定期預金の14.5倍、
普通預金なら254倍の金利差です。

税金も預金なら20%ですが、配当金なら10%しか
かかりませんので、長い間保有を続けるだけで
かなりの金額差になるはずです。

定期預金はノーリスクですが、100万円預けても
年間2,800円しか増えません。

金利のよいネット定期でこの金利ですから、国債や
大手銀行の金利はもっと低いはずです。

これでは悲しくなりますが、運用資金という視点で
みると元手は大きい方が有利です。

手持ちに30万円があれば単元株である程度の
銘柄は買えます。

100万円あれば3銘柄くらいに分けられますし、もし
予算オーバーでもミニ株などで買うことができます。

1000万円あれば、精神的にもかなり有利に投資を
することができます。

これなら10%のリターンでも100万円になりますし、
貰える配当金と株主優待も相当大きくなります。

上の写真は2010年に上場企業から送られてきた配当金と
株主優待のお知らせが入った手紙です。

しかし、30万円の資金から100万円のリターンを得ようと
思ったら3倍以上に増やさなければいけません。

このような銘柄はめったにありませんので、大相場や
よほどよい企業に巡り合わないといけません。

慌てると高リスクの投資に走りますし、世の中のお金持ち
ほどリスクの少ない銘柄を選びます。

株式投資を本格的に始めようと思ったら、まず
種銭を貯めることからスタートさせてください。

種銭を貯めるコツは、少しでも大きく毎月継続して
貯め続けることです。

いきなり1000万円を貯める目標は大きいですから、まずは
毎年100万円を貯める方法を考えてみてください。

それを毎年継続しながら、株を運用したり副業をしながら
資金を大きくしていきましょう。

「百万円の金ができれば百万円の知恵が湧く。
 一千万円の金ができれば一千万円の知恵が湧く。
 だから、まず種銭を貯めることから始めたまえ。」

これは大谷重工業(1977年大阪製鋼と合併し現在は合同製鐵 5410)
の創業者、大谷 米太郎の言葉です。

31歳まで農家の小作として働き、上京したが働き口がなく、大きな
体を活かして大相撲の力士となったが怪我で引退。

その後、酒屋に転身し、国技館一の酒屋となり、さらに鉄鋼
圧延用の東京ロール製作所を始めます。

1923年9月1日の関東大震災では工場も全焼の被害を受けますが、
今度は震災復興に伴う鉄鋼需要に注目し、大谷製鋼所を設立。

経歴だけで、ものすごい不屈の精神を持っている人と感じますが、
これだけの偉人が発言している言葉です。

努力してお金を増やしていけば、動かす金額も儲けも大きくなり
ますし、それとともに夢もまた大きくなります。

大きな夢の実現も、小さい一歩の積み重ねです。

⇒ http://saig.livedoor.biz/archives/1993376.html

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