前日の日経平均株価は上海市場の大幅下落の影響を大きく受けました。

　前年から数えて7度目となる中国人民銀行による預金準備率引き上げということもあって、正直なところ、ここまで大きな上海市場の下落というのは想定外でした。

　今日の日経平均株価は、その反動を多少見込んでいます。

　ただし、前日に比べると円高に振れていますので、反動があったとしてもかなり限定的なようです。ドル円60分足はこのようになっています。



　対ユーロでは円高がさらに鮮明です。



　今日は11月の鉱工業生産動向確報値と、不二越や小松ウォール工業など7社ほどの決算が予定されていますが、マーケットへの影響は限定的と考えます。

　むしろ、1月のニューヨーク連銀景気指数やNAHBによる住宅市場指数に加えて、アップルやIBMの決算発表を控える米株先物の動きが後場にどう影響するかに注目しています。

　とくに、再び病気療養が伝えられるステーブ・ジョブズCEOのアップルから目が離せないようです。

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