ポイント
ダウ平均株価が僅かながらも続伸したことに加えて、ドル円が円安に振れたことから、今日の日経平均株価は上昇してのスタートとなりそうです。10,500円の近辺を想定しています。ザラバでマーケットを引き下げる特別な要因は見えないため、堅調な展開を期待しています。ただし、決算もたけなわとなり、その後の動きもそろそろ気になってきますので、上値も限定的ではないかと考えています。
米国マーケットの動向
週間ベースの新規失業保険申請件数が予想を上回ったことなどからモタつく局面も見られたダウ平均株価ですが、11時を過ぎると堅調な動きに転じ、そのまま4.29ドル、0.04%の小幅高で終了しました。
ユーロに対してドル安に振れたことがマーケットを押し上げたと見られます。
ドル安の恩恵を受けるハイテク関連が堅調さを取り戻しました。SOX指数(フィラデルフィア半導体指数)が1.88%上昇しています。
VIX指数は5.57%低下して、マーケットのセンチメントが強く、投資家がリスク許容度を高めた様子がうかがえます。
今日の日経平均株価は?
CMEの日経先物価格(円ベース)10,500円の近辺を、今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。
今日は12月の雇用関連の統計など重要な指標の発表が続くうえに、300社を越える決算発表があります。マーケットへの影響は限定的と見ているのですが、目は離せません。
ドル円が円安に振れたことがマーケットの下支えとなりそうです。
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