昨日の米国株は続落した(DJIA -79.85, NASDAQ -39.04)。これを受けて本日の日本株全般は続落する銘柄が多かったが、全面安とはならなかった。東証1部では、上昇銘柄数が539に対して、下落銘柄数は927となった。騰落レシオは113.23%。
TOPIXも日経平均も安値の更新はしなかったが、辛うじて踏みとどまっっている感じだ。本日の米国株が大幅続落したら持たないだろう。
TOPIX -2 @939
日経平均 +20 @10,525円
昨年11月以来、日立製作所の値動きが際立ってる。HDD事業の売却を発表して話題となっているが、日立は大変身している。従来のどんぶり勘定の経営管理をやめ、事業を約30のビジネスユニットに定義し直した上でそれらのユニットを社内格付けしている。低格付けの事業は本社の徹底管理下に置かれるが、高格付けの事業には一定の自由裁量権が与えられている。
株価の値動きは昨年7月以来安値と高値を切り上げながら上昇してきた。信用買い残が減少するにつれて株価が上昇しているところは定石通りだ。しかし、6か月以上上げ続けていることから上値が重くなり、一服しても良い頃だが、どうなるか?