雇用統計の悪化、スペイン国債の格下げ、中国貿易統計の悪化などにより昨日の米国株は大幅続落した(DJIA -228.48, NASDAQ -50.70)。これを受けて、本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が151に対して、下落銘柄数は1,459となった。騰落レシオは92.96%へさらに低下した。
TOPIXも日経平均も大きく下放れて始まり、ザラバでは切り返し始めたが、大引け前15分頃に宮城県を中心とした大地震が起こると急落して安値を切り下げて引けた。
TOPIX -15 @915
日経平均 -180 @10,254円
シンガポールのSIMEXでは日経平均先物が1万円割れまで売り込まれる場面もあった。今回の地震の経済に与える悪影響を考慮すると、月曜日はもう一度窓を空けて下げる可能性が高いが、定石的にはそこで一旦は反発すると見る。売り玉のトレーリングストップを近づけた。