昨日の米国株は大幅続伸した(DJIA +178.01, NASDAQ +48.42)。これを好感して、さらに米国の有名投資情報誌バロンズやウォレンバフェット氏が日本株に対して強く発言をし、為替相場も安定してきて、本日の日本株全般は大幅続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,615に対して、下落銘柄数は49となった。騰落レシオは89.21%へ微増した。
TOPIXも日経平均も上放れて始まり、長めの陽線で終えた。どちらも3月15日の超長大陰線の高値を上抜けしただけなく、同日に空けた窓も埋めた。これで、定石の一つである窓埋めという戻り目途まで自律反発した。これからが本当の反発力の強さが試される。定石通りなら、明日から失速するか、もみ合いがしばらく続く。
TOPIX +38 @868
日経平均 +402円 @9,608円
今回の大震災で大きく売り込まれた東京電力(+15.82%)や東芝(+12.77%)が大幅反発した。また、災害復興銘柄で注目を集めている日成ビルド工業は、本日、大きく反発した(+31円 @241円 +14.76%)が、 長いひげを上下に引き、3月17日高値@280円には遠く及ばなかった。出来高がまだ多いのでしばらくは高値圏でのもみ合いが続くと見るが、出来高が減少して来ると急速に下げるのではないか?