昨日の米国株は反落した(DJIA -22.71, NASDAQ -12.38)。これを受けて、本日の日本株全般は軟調で始まった。特に前場は弱かったが、後場から盛り返した。東証1部では、上昇銘柄数が705に対して下落銘柄数は865となった。騰落レシオは86.48%。
TOPIXも日経平均も3月22日の高値と安値の範囲から下に放れたが、後場から切り返した。TOPIXの10日移動平均線が下向きからやや上向きに転じ、株価はその上にある。つまり、形式的には時の利は「買い」である。
日経平均の配当落ちは約85円なので、実質的には60円ほど上げた計算になる。その証拠に配当落ちがない日経平均先物は70円の反発となった。
TOPIX -7 @850
日経平均 -19円 @8,459円
2011年03月28日
下に放れるか?
先週金曜日の米国株は続伸したが、本日の日本株全般は冴えなかった。東証1部では、上昇銘柄数が930に対して、下落銘柄数は654となった。上昇銘柄数の方が下落銘柄数より多いが、質が悪い。その理由はTOPIXが前日比で変わらず、日経平均が58円下げたからである。騰落レシオは87.31%。
TOPIXも日経平均も3月22日の値幅の範囲内で動き続け、こう着状態が続いている。強力な売り材料があって急落した後、半値戻しを達成したが、保ち合いとなっている。定石では下に放れる。さて、どうなるか?
TOPIX ±0 @857
日経平均 -58円 @9,478円