それでもなぜ、人は株価に反応してしまうのか?
その理由として、そもそも感情的な取引になる理由から
説明しようと思います。
「EQ こころの知能指数」という本がありましたが、
ここでは、感情のほうが理性よりも24倍強く働くという
記載があります。
通常の相場であれば、株価の値動きは比較的落ち着いて
おり、保有資産が大きく動くことはありません。
リスクの許容範囲で動いている場合は、理性的に判断
しながら次の買い銘柄なり、売買方針を立てられます。
良い方向に動いていけば、今の状態が正しいと判断して
行動を続けていきます。
しかし、何らかの要因で手持ちの保有資産価値が急落
したとします。
そうなると、人は「お金を失う」という感情が強く作用し
恐怖感が理性を吹き飛ばします。
24倍も強いので、普通の人であればそうなって当然です。
しかし、ここに目で見る投資の落とし穴があり、下がれば
下がるほど安い値段で投げ売りすることになります。
ここでまず一つ損をすることになります。
下がりきったところで買おうとしても、目で見ている限り
どこで買えばいいかわかりません。
ある程度落ち着いて株価が元に戻ってきたところで再度
買ったとしても、キャピタルゲインは少なくなります。
そして、同じようなことを何度も繰り返していけば、
高い時に買い、安い時に売るという結果になります。
http://saig.livedoor.biz/archives/2098570.html
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