他の急ぎの件(学生達からのメールの返信)を処理していたら、すっかり日付が変わってしまった。
昨日の米国株は高安まちまちで終わった(DJIA +42.84, NASDAQ -7.22)。欧州の債務不安問題が少し後退し、DJIAは上げたが、本日の日本株全般も高安まちまちで冴えなかった。東証1部では、上昇銘柄数が958に対して、下落銘柄数が540となった。騰落レシオは89.08%へ上昇した。
TOPIXも日経平均も上ひげを引いた陰線で終えており、相場の弱さを示している。時の利が「売り」なので当たり前と言えばそれまでだが。
6月17日(金)現在の日経平均ベースの予想EPSは658円。10年物長期国債の利回りが1.115%。株式リスクプレミアムを5%とすると、定率成長モデルを当てはめめて見みると次のようになる。
P = 9,351 = 658/(0.06115 - g)
g =0 として計算しても10,760円にはなる。それをはるかに下回っているという事実はプラス成長どころかマイナス成長を織り込んでいると解釈することができる。
TOPIX +1 @806
日経平均 -3円 @9,354円