先週金曜日の米国株は小幅反発した(DJIA +37.65, NASDAQ +27.56)ものの、その前日に大幅下落して週間ではダウ平均で737ドル(-6.4%)の急落となった。これを受けて本日の日本株全般は寄り付きは以外にも小幅安で始またが、間もなく明確な下げに転じた。アジアの主要株式市場が下落したこともあり、日本株全般は大きく下げた。東証1部では、上昇銘柄数が228に対して、下落銘柄数は1,381となった。騰落レシオは92.10%。
TOPIXも日経平均も陰線で大きく下げて、今年の終値ベースの安値を更新した。時の利は売り継続中。日経平均はザラバで8,359円まで下げ、震災後の3月15日ザラバ安値@8,227円に迫った。金相場も原油相場も下げが明確となり、マネーが世界中のリスク資産から逃避しているようだ。今週中にもう一度、買い方(信用買い)の追証による投げ売りが起こる可能性が高くなってきた。
TOPIX -16 @728
日経平均 -186円 @8,374円
先週から一部つなぎ売りが建っていたが、本日、寄り付き後間もなく全つなぎ状態となった。