菊人形作りで枚方の伝統守る幸せ「ひらかた菊フェスティバル」

AAI Fundさん
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枚方市の市花「菊」をテーマにした秋の恒例行事「ひらかた菊フェスティバル」が市内各地で開かれている。見どころは、歴史上の人物が約150株の菊で装飾された「菊人形」。一度は人形制作者の後継者不足などで存続の危機に立たされたが、「100年近く続いた伝統を絶やしたくない」と市民が立ち上がり、手探りで始めた菊人形作りは6度目の秋を迎えた。

 市民18人で作るボランティア団体「ひらかた市民菊人形の会」が活動する市内の施設。作業場につながる階段を上ると、菊の芳しい香りが漂ってきた。

 「ええ香りでしょう?」

 結成当時から菊人形作りに取り組む坂本奈三郎さん(66)が笑顔を見せる。

 同市の菊人形の歴史は長い。京阪電鉄が明治43年の開業と同時に、乗客誘致策として香里遊園地で菊人形展を開催。ひらかたパークに会場を移してからは「ひらかた大菊人形」として人気を集めた。その後、市内で菊にちなむさまざまな催しが増え、これらをまとめて「ひらかた菊フェスティバル」と銘打って展開するように。しかし、メーンの大菊人形のほうは、制作する「菊師」の高齢化や観覧客の減少などが原因で平成17年、96年の歴史に幕を下ろした。

だが、「伝統を絶やしたくない」と有志が同18年、「菊人形の会」を結成。半年かけて菊人形作りを学び、その年のフェスティバルに4体の菊人形を出展した。「小さいころから見てきた菊人形を絶やしたくなかった」と坂本さん。

 菊人形は人形の骨格となる土台から、頭(かしら)と呼ばれる頭と顔の部分、衣装に至るまですべて手作り。菊を育てるのも楽な作業ではない。それでも続けているのは「枚方の伝統に携わり、文化を守ることに喜びを感じるから。達成感を覚える」と、菊人形作りに取り組む入船仁さん(66)は胸を張る。

 何よりも菊人形を見てくれた人の言葉が励みになっている。「毎年『きれいやわ。来年も続けてな』といわれると、幸せを感じるんですわ」。入船さんは温かいまなざしで菊人形を見つめた。




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