昨日の米国株は大幅続落した(DJIA -236.17, NASDAQ -61.20)。ドイツ国債の入札が不調だったことで、「ドイツよ、おまえもか?」と欧州債務危機の根深さが懸念された。これを受けて、本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が238に対して、下落銘柄数は1,315となった。騰落レシオは78.33%。
訴訟で話題となっているディー・エヌ・エーとグリーは相変わらず目立っている。訴えられたディー・エヌ・エーは既に10月から下落トレンドを続けているが、訴えた方のグリーも今日は急落した。ソーシャルゲームは端末で差別化できないので、コンテンツだけで差別化しなければならない。パイの取り合いが訴訟合戦に発展すると双方が消耗戦に突入すると両者が敗者となりかねない。
TOPIXも日経平均も下げ、年初来安値を更新したが、下げ渋りを見せた。かと言って大きく反発しそうでもない。10月31日高値から本日で下方新値10本となった。自律リズムならそろそろ下方方向への動きも一休みしそうな値幅調整はしたが、欧州相場次第の状況は当面変わりそうにない。
TOPIX -11 @706
日経平均 -149円 @8,165円