昨日の米国株は大幅上昇した(DJIA +490.05, NASDAQ +104.83)。日米欧の主要6カ国・地域の中央銀行が協調して米ドル資金供給の拡充を発表したことや、中国人民銀行が利下げを発表したことを好感した。
これを受けて、本日の日本株全般は大幅上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,156に対して、下落銘柄数は427となった。騰落レシオは92.29%。
TOPIXも日経平均も大きく上放れて始まり、共に25日移動平均線を回復した。しかし、TOPIXは寄引同事の十字足、日経平均は上ひげを引いた短陽線で終わり、上値の重さを印象付けた。本日で10月31日高値から11月25日安値の下げ幅の半値戻し当たりまで反発した。自律反発なら、この辺りで失速することになる。各国中央銀行の協調資金供給(米ドル)は当面の流動性危機を乗り切ることはできるが、根本的な問題解決ではないので、株式相場に与えるインパクトの賞味期限は短いと考えられるが、さてどうなるか?
TOPIX +12 @740
日経平均 +163円 @8,597円