好悪材料が入り混じり、昨日の米国株は高安まちまちとなった。さらに本日の雇用統計発表を控えて動き難かったようだ。これを受けて、本日の日本株全般も小動きだったが小高く終えた。東証1部では、上昇銘柄数が960に対して、下落銘柄数は555となった。騰落レシオは95.75%。東証1部の売買代金は9,153億円と再び1兆円を割り込んだ。
TOPIXも日経平均も昨日の値幅の範囲内での動きに終始した。まずは今日の米国雇用統計、次は12月8日以降の欧州中央銀行(ECB)及びEU首脳会議で抜本的な対策が発表されるかどうかに世界中の注目が集まっている。ユーロが抱える構造的な原因(共通の金融政策、別々の財政政策)が根っこにあるだけに、根本的な解決策は極めて難しいと、個人的には思うが。
TOPIX +4 @744
日経平均 +46円 @8,643円