欧州債務危機問題の収束へ向けて楽観論が台頭

優利加さん
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先週金曜日の米国株は大幅反発した(DJIA +186.56, NASDAQ +50.47)。EU首脳会議で、IMFへ2000億ユーロを決め、また、英国が拒否したためユーロ17カ国が財政規律強化を目指す新条約を作るとの報道を好感した。欧州債務危機問題の収束へ向けて楽観論が台頭したことが背景だ。個人的にはそんなに楽観的にはなれないと思うが、とりあえず市場は楽観論へ傾いた。

これを受けて、本日の日本株全般も反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,272に対して、下落銘柄数は289となった。騰落レシオは100.06%。私が常時監視銘柄としている銘柄で、この2週間ほどは東海カーボンと商船三井は元気が良い。

TOPIXも日経平均も上放れて始まったが、どちらもほぼ寄引同事線となり、上値の重さを感じさせられる。さらに上昇する理由が乏しいため、上値を買い上がる人が少ないためであろう。

TOPIX +8 @746
日経平均 +117円 @8,653円
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