節操がないが市場とはそういうもの

優利加さん
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昨日の米国株は大幅反落した(DJIA -162.87, NASDAQ -34.59)。EU首脳会議の結果について、前日の好評価とは反対に、1日経過したら不十分だという見方が優勢となった。節操がないが市場とはそういうものだと割り切る必要がある。また、欧米の有力格付け機関が欧州諸国の国債の格付けを引き下げるとの観測も強まった。これを受けて本日の日本株全般は反落した。東証1部では、上昇銘柄数が588に対して、下落銘柄数は912となった。騰落レシオは98.36%。主力の輸出関連銘柄はほぼ全面安となったが、ディフェンシブ銘柄はしっかり。際立ったのが、やはり、オリンパス。上場維持が可能だという見方が強まり、連日の続伸となった(+70円 @1,370円)。

TOPIXも日経平均も反落した。どちらも10日移動平均線を割り込んだので、時の利は売り転換となった。ただ、どちらも短陽線で終えており、下げ渋ったので直ぐに10日移動平均線を回復する可能性が高い。12月1日以来狭いレンジでの団子状態が続いている。蓄積されたエネルギーが解き放たれるのはそう遠くないはずだ。

TOPIX -6 @740
日経平均 -101円 @8,552円

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