金正日総書記の死去が伝わると下げ足を速めた

優利加さん
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先週金曜日の米国株は高安まちまちだった(DJIA -2.42 @11,866.39, NASDAQ +14.32 @2,555.33)。戻りからの反落基調にある日本株全般は、正午過ぎに金正日総書記の死去が伝わると下げ足を速めた。東証1部では、上昇銘柄数が449に対して、下落銘柄数は1,109となった。騰落レシオは92.00%。

主力株の殆どが下げたが、地政学的リスクが高まり、防衛関連の石川製作所が後場、急伸した。きな臭くなりそうになると、いつも起こることだ。ちょうど、大きな地震が起こると、建設株や土木株が急騰するのと同じ現象だ。そしてどちらも長続きしない。もう一つの時の銘柄であるオリンパスも12月14日に戻り高値を付けた後は3日続落している。

TOPIXも日経平均も続落した。12月13日に時の利が売り転換してから下げ続けている。東証1部の売買代金は8,200億円弱と閑散としている。11月25日安値が意識され始めるころか?

TOPIX -7 @716
日経平均 -105円 @8,296円

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