昨日の米国株は小幅安となった(DJIA -11.66 @12,708.82, NASDAQ -2.53 @2,784.17)。本日の日本株全般は小高く始まったが、陰線で終わる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が640に対して、下落銘柄数は877となった。騰落レシオは107.79%。東証1部の売買代金は9,792億円へ下がり、再び節目である1兆円割り込んだ。EUによるイラン原油の禁輸制裁により多地域からの原油輸入が増加するとの思惑から海運株に資金が向かい、特に中小型海運株が跳ねた。
TOPIXも日経平均も小高く始まったが、買いは続かず陰線で終えた。やはり、小休止のようだ。よほど強い材料でもない限り、上方新値5本ほど上げると小休止するのが自然だろう。昨年7月以来の中期下降トレンドラインを明確に上抜けたので、チャート的には趨勢として下方向よりも上方向へ動くと見ることができる。但し、これを打ち消すような大きなマイナス材料がいつどこから飛び出してくるかわからないのが相場である。だから意識は片玉にしないことが大切だ。
TOPIX +1 @757
日経平均 +20円 @ 8,785円
≪東証1部全銘柄の指標≫
連結 前期基準 予想
純資産倍率 0.95倍 --
株価収益率 16.03倍 15.51倍
株式益回り 6.23% 6.44%
配当利回り 2.15% 2.15%