バチカン 機密文書館400年 門外不出の記録 何を語る

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ローマ法王庁(バチカン)の機密文書館がことし開設400年を迎えたのを記念し、これまで門外不出だった機密文書館所蔵の歴史的文書からより抜かれた約100点の一般公開が2月29日、ローマのカピトリーニ美術館で始まった。

 目玉の一つは、地球が太陽の周りを回っているという地動説を支持したイタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイ(1564~1642年)が、異端審問にかけられた際の17世紀の裁判記録だ。


ガリレオは、地動説を支持したために異端審問にかけられ、1633年に自らの「誤り」を認めて信条を放棄。


裁判記録に記されたガリレオの署名が、はっきりと確認できる。

 ドイツの宗教改革者、マルティン・ルター(1483~1546年)に対する1521年の破門宣告書や、日本での宣教活動で知られるフランシスコ・ザビエル(1506~52年)が17世紀に列聖された際の法王の教書も展示。


昭和天皇(1901~89年)が1939年に法王ピウス12世(1876~1958年)に送った法王就任祝いの手紙も読むことができる。

 バチカンと日本との縁は深い。ザビエルが鹿児島に上陸したのは1549年。


日本人と接したザビエルは、善良で知識欲に富み、貧しさを恥じない資質に驚き、「今まで出会った異教徒の中で最も優れた国民」と評した。


85年には九州のキリシタン大名が派遣した少年使節が、1615年には伊達政宗(1567~1636年)が派遣した支倉常長(はせくら・つねなが、1571~1622年)がそれぞれ法王に拝謁し、日本の歴史に刻み込まれている。

 門外不出の文書が公開されることになったローマ法王庁の機密文書館は1612年に開設され、8~20世紀の聖書の写本や手紙、公文書などカトリック教会関連の各種記録を収蔵している。


一般公開にあたり、記者会見した機密文書館のパガノ館長は「バチカンの宣伝としてではなく、あくまで歴史的な価値を重視して展示文書を選んだ」と話している。






■バチカン イタリアの首都ローマ市内にあるローマ法王を元首とする世界最小の独立国で正式名称はバチカン市国。

世界のカトリック教会の最高機関でもある。首都バチカン。面積約0.44平方キロ。法王は2005年に即位した第265代のベネディクト16世(84)。

法王庁は6世紀に設置され、1870年にイタリアと併合。

1929年に独立した。

バチカン宮殿やサン・ピエトロ大聖堂など歴史的な建造物が残されている。









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