昨日の米国株は反発した(DJIA +78.18 @12,837.33, NASDAQ +25.37 @2,935.69)。今朝発表された1月の経常収支が4,373億円の赤字となり、単月では過去最大の赤字幅となったことで円安が加速し、本日の日本株全般は反発した。個人的には経常赤字は大問題だと考えているので、経常赤字を好感して株式相場が上がることに大いなる違和感を覚えるが。東証1部では、上昇銘柄数が1,113に対して、下落銘柄数は409となった。騰落レシオは131.11%へ再上昇した。為替レートが円安方向へ動いたので自動車、電機、精密などの輸出館r年銘柄が上げるのは自然だが、金融や不動産など本来は金利敏感株も大きく上げた。東証1部の売買代金は1兆2704億円。
TOPIXも日経平均も大きく上放れて始まり、さらに陽線で終えた。10日移動平均線を回復し、時の利は再び買い転換した。ここまではシナリオ通り。問題は明日以降続伸して高値を更新できるかどうかだ。高値更新できずに高値圏で波乱が続くと失速し易い。そうなると、典型的にはダブルトップや二点天井だが、さてどうなるか?上段の構えと下段の構えをしているので、上下どちらでも良いが、中段の攻撃に対してはかわすしかない。
TOPIX 7 @836
日経平均 192円 @9,768円