東京・足立区のアパートで、70代から80代とみられる男女の遺体が見つかりました。郵便受けに先月下旬からの新聞が残っていて、孤立死とみられます。
11日午前11時半ごろ、足立区西新井のアパートで、男性が布団の横で仰向けの状態で死亡し、別の部屋で女性が倒れて死亡しているのをこの部屋を訪ねた知人の男性が見つけました。警視庁などによりますと、遺体はこの部屋に住む70代から80代の男女のものとみられ、目立った外傷はありませんでした。ドアは施錠されていて、室内に現金や食料はなかったということです。郵便受けには先月下旬からの新聞が取り込まれずに残っていて、孤立死とみられています。警視庁は、遺体の状況などから男性が先に死亡したものとみて調べを進めています。