昨日の米国株は上昇した(DJIA +52.45 @13,264.49, NASDAQ +28.13 @3,119.70)。しかし、円高方向へ為替レートが動いたこともあり、本日の日本株全般は主力銘柄を中心として下げた。東証1部では、上昇銘柄数が400に対して、下落銘柄数は1,154となった。騰落レシオは遂に強気と弱気の分水嶺である100を割り込み、98.85%へ沈んだ。東証1部の売買代金は1兆469億円と辛うじて1兆円台を維持したが、株価が下がり、売買代金が低下して来るとますます買いエネルギーが枯渇し、株価低迷に繋がり易い。
TOPIXも日経平均も短陰線で下げた。どちらも10日移動平均線を割り込んでおり、株価指数で見る時の利は売り転換した。さらに1月16日を起点とする上昇トレンドラインを割り込んだ。フォーメーションとしては2点天井を形成しつつある。25日移動平均線が下値支持線として注目されるが、もしこれが破られると調整が本格化しそうだ。
TOPIX -5 @851
日経平均 -59円 @10,050円