明確に上昇トレンドが崩れた

優利加さん
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昨日の米国株は反落した(DJIA -64.94 @13,199.55, NASDAQ -6.13 @3,113.57)。米国式市場はFOMCの議事要旨から追加の金融緩和期待が後退したと解釈した。その結果、米国債利回りは上がり、為替レートはドル高円安方向へ動いた。少し前までなら、為替レートが円安方向へ動けば日本株の多くは上昇したが、本日の日本株全般は大きく下落した。東証1部では、上昇銘柄数が174に対して、下落銘柄数は1,429となった。騰落レシオは90.96%へ急低下した。東証1部の売買代金は1兆3661億円。

TOPIXも日経平均も長大陰線で大幅下落した。テクニカル的には既に下げる兆候は出ていたが、本日は明確に上昇トレンドが崩れたことを示した。10日移動平均線は勿論、25日移動平均線もあっさりと割り込んだ。通常、上昇トレンド中に買いそびれた投資家が割安感から買うので、再度反発する。しかし、出来高は細り、直近高値を更新することができずに再び下落し始めると下げがきつくなるが、今回はどんな展開を見せるか?

TOPIX -16 @835
日経平均 -231円 @9,819円

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