昨日の米国株は反落した(DJIA -102.09 @12,927.17, NASDAQ -30.00 @2,970.45)。フランス大統領選挙で現職大統領のサルコジ氏はオランド候補に得票数で負け、どの候補も過半数を取れなかったため、両氏による決選投票が行われることとなった。もし、サルコジ氏が負けると、ドイツのメルケル首相と進めてきた欧州債務危機抑え込みの協力関係が壊れるのではないかという不安が台頭したため欧州株式相場が軒並み下げた。
欧州株と米国株の下げを受け、本日の日本株全般は4日続落した。東証1部では、上昇銘柄数が456に対して、下落銘柄数は1,081となった。騰落レシオは70.13%へ低下し、もう少しで60%台へ突入しそうだ。銘柄にもよるが、打診買いを開始できる局面に来たようだ。東証1部の売買代金は9,899億円と、1兆円割れが続いている。
TOPIXも日経平均も下放れて始まったが下げ渋り、ほぼ十字足となった。4月11日安値が下値支持線として意識されている。もし、これを割り込むようだと、もう一段の下げも想定しておきたい。
TOPIX -6 @803
日経平均 -74円 @9,468円